日本の地下鉄の駅で一番初めに設置された喜連瓜破駅のエレベーターを新しくするために工事が始まります。
大阪市営地下鉄谷町線の喜連瓜破駅にある2つのエレベーターが、リニューアル工事のために、エレベータの停止期間があるので注意して下さい。
車椅子でご利用の方、お年寄りの方は特に注意して下さい。
工事期間は、案内では平成30年2月16日(金)の始発から平成30年3月7日(水)の終電までの予定になっているので注意して下さい。
車椅子をご利用の方は、この間は平野駅からの専用タクシーによる代替輸送があるみたいなので、それを使って下さい。
大阪市交通局|谷町線「喜連瓜破駅」エレベーター利用停止について
大阪市交通局|谷町線「喜連瓜破駅」エレベーター利用停止期間中の代替輸送について
それと、この喜連瓜破駅に今あるエレベーターって、日本で初めて地下鉄の駅に設置されたエレベーターってご存知でしたか?
今では、どこの地下鉄の駅にもあるエレベーターですが、喜連瓜破駅が日本で一番だったんですね。
昭和55年に喜連瓜破駅が開業した時に設置されたエレベータが、日本の地下鉄の駅に設置されたエレベータ第1号だったんです。
日本で一番古い、地下鉄に設置されているエレベーターなんです。
これは、「だれでも乗れる地下鉄を作る会」からの要望によって設置されました。
設置には、色々な苦労があったみたいです。
団体としては「なんば」や「梅田」への設置を希望されていたみたいですが、喜連瓜破駅に決まったみたいです。
それが、喜連瓜破駅だから市議会にエレベーターの設置の承認を取りやすかった事実もあるのです。
その頃、大阪市立心身障がい者リハビリテーションセンターが今の場所にできるのが決まっていたみたいですね。
障がいのある方が、必然と利用する事が多くなる駅に設置すると言えば、議会承認も得やすかったのでしょう。
そういう事から、この喜連瓜破駅に地下鉄の駅に設置されたエレベーター第1号機となったのです。
そのエレベーターも、平成30年2月15日が最後になります。
一番古い地上から改札階へのエレベーターは喜連瓜破駅の一番出口にあります。
洋服の青山と、洋服のAOKIの間にあります。
なくなる前に、日本で一番古い地下鉄の駅に設置されたエレベータに乗って見るのもいいかもしれませんね。